研究者や被曝者へのインタビュー、入手した文書の解明を通して、米国の核兵器開発によって自国が放射能汚染していることを暴いたドキュメンタリー。
上映後は元平和文化センター理事長スティーブン・リーパーさんと伊東監督(アメリカからオンライン登壇)のトークセッションを行います。(上映96分 + トークセッション約45分)
————イベント詳細————
「放射線を浴びたX年後III サイレント・フォールアウト」
オンライン+店内上映 & トークセッション 伊東英朗監督 × スティーブン・リーパーさん
【日時】2023年11月18日(土)19:00〜21:30
【場所】Social Book Cafe ハチドリ舎、オンライン
【参加費】
店内 1,500円+1drink
オンライン(※トーク部分のみアーカイブ視聴可能)1,500円
【申し込み方法】
店内:https://forms.gle/RCq5Rm2dmofwyAH89
オンライン:https://tinyurl.com/yu8typs2
チケットは決済後、すぐにURL情報が記載されたHTMLファイルをダウンロードできます。決済しても画面が切り替わらない、もしくはメールが届かない場合、イベント前日までにご連絡ください。当日ですと時間に余裕がなく、対応できない場合があります。
※購入の仕方:https://tinyurl.com/2kheo632
※携帯の場合、ダウンロードしたファイルが確認しずらいので、PCでの参加をおすすめします。
【主催】ハチドリ舎 × カクワカ広島
【お問い合わせ】
TEL:082-576-4368
Email:hachidorisha@gmail.com
————映画について————
放射線を浴びたX年後Ⅲ「サイレント・フォールアウト」〜乳歯が語る大陸汚染〜
1951 年からアメリカ国内(ネバダ核実験場)で始まった核実験は、928 回に及んだ。そのうち、100 回が大気圏内核実験だった。大気中で行われた核実験によって生れた膨大な量の放射性物質は、風でアメリカ各地に運ばれ、雨や雪とともに落ち、地上を汚染し続けた。アメリカ原子力委員会は、調査の結果、ストロンチウム90 が全米の牛乳を強く汚染していることを把握していたが、国民に知らされることはなかった。ところが、1950 年代なかばから、大陸が放射能汚染していることを国民は徐々に知ることなり、特に、放射能汚染の影響が強いとされるセントルイスで女性を中心とした大きな動きが生まれる。それが「乳歯調査」と呼ばれる活動だった。
子どもたちは、被曝しているのか?カルシウムに似た性質をもつストロンチウム90 は、骨や歯に留まる。そのため、抜けた乳歯を検査すれば、子どもが被曝しているかどうかを証明できる。最終的に集まった乳歯は、32 万本。分析の結果、子どもたちの被曝が裏付けられた。はたして、乳歯調査の結果は?世界の未来を変えたのか?
プロデューサー・監督・撮影:伊東英朗
ナレーション:日本語版 加藤登紀子
英語版 アレック・ボールドウィン