立憲民主党

参議院議員

東京都選挙区

塩村 文夏 さん



質問と回答

①核廃絶に賛同していますか。

はい

もちろん、している。

 

②-1核兵器禁止条約に賛同していますか。

はい

 

②-2核兵器禁止条約に日本は署名・批准するべきだと思いますか

はい

いろんな意見がある人が多いと思うが、まだ(国会議員として)1年生ということ、そして被爆2世であることもあり、東京でも被爆者の会に20年ほど入っているので、皆さんと同じようにカクワカ側にいてもおかしくない人であるため、そこまで何だかんだはないのだと思う。

 

③日本は核兵器禁止条約を署名・批准するための条件は何ですか。また、署名・批准に至らない障害となっていることは何ですか。

いろんな意見があると思うが、1つはやっぱりアメリカとの関係もあるんじゃないかと思う。ただ一方で、唯一の戦争被爆国である日本がここで足踏みしててどうなのかというのがある。アメリカと同盟関係にある国はほかにもあるが、立場が全然違う。まったくもって前提条件が同じではないから、日本こそが本当の橋渡しをするべきだが、実際できているかといわれれば現状はできていないと思う。そのような意味からいえば、同盟国であるアメリカに配慮しすぎているから(署名・批准に至らない)と思う。それを解消するためには、スタンスをしっかり示していくことが大切で、日本は何かが決まれば早いのに、なぜそのスタンスが決まらないのは、現状はおそらくトップの意向が関係しているのではないか。アメリカを見てみても、トランプさんはオバマさんがやってきたことをすべて否定するように入ってきており、それに同調する形で日本のトップも合わせてしまっているところがあるので、2つの国のトップの方向性の問題が大きいと思う。では、どうやって署名していくかという風に考えれば、トランプさんと安倍さんがトップの間は非常に渦かしいのではないかというのが率直な意見で、変わってから準備してては間に合わないため、ポストトランプ、ポスト安倍に向けて今からできることを準備しておくことが重要なのではないかと思う。

 

④核兵器禁止条約に署名・批准するために、ご自身にできることは何ですか。

できることはやっていきたいと思っていて、議員になる前から被爆者の団体におり、2世の団体にも入っている。そのため、例えば、被爆体験書記を書いてもらってそれをデータに落とし込んでいくという作業や、東京都は被爆者の援護事業を持っているが、そこの規模が小さくなっていくことを被爆者の団体は非常に憂慮しているので、そのようなことが絶対にないように、被爆者の方が出された資料を基に質問したりということはやってきた。昨年7月からはバッジが参議院に変わったので、1年生議員でしかも野党でこれから何ができるか、たくさんあるわけではないが、与党に動いてもらえるように野党が声を上げて、同盟国であっても立場が違うということで方向性を示していけるように、例えば文書質問をしっかりやっていこうと思っている。被爆者の団体が国会にもいらっしゃることもあるので、そのときには極力皆さんと一緒にマイクを持つようにしている街頭活動にも立って署名を集めたりもしているので、議員としてできること、議員じゃなくてもできることをこれからも続けていきたい。

 

最後に、ICANが進める「Parliamentary Pledge(核兵器禁止条約への国会議員誓約)」にも、署名していただきました。